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制止菌マスク試験データ
制止菌マスク
ベストセラー商品
平成15年、財団法人畜産生物化学安全研究所(現、一般財団法人生物化学安全研究所)にてコロナウイルス科、アルファコロナウイルス属に属する豚伝染性胃腸炎ウイルス(TGEV)を用いたウィルス侵入阻止性能試験を実施。ウィルス侵入阻止率100%という結果が出ています。
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試験に用いたウィルス液
試験実施施設で増殖させたコロナウィルス科に属する豚伝染性胃腸炎ウィルス(TGEV)浮羽株を使用。TGEV粒子の大きさは100~120㎚とされる。
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試験方法
(1)直径6cmのガラス製ロートの開口部を制止菌マスクで覆い、輪ゴムで固定
(2)ロートの足に吸引ポンプ(72L/分)を連結して作動させ、TGEV液をマスク表面に0.1または1.0ml滴下し、1、10、又は30分間吸引。
(3)ウィルスの抽出は、湿性パルプ紙を細かく切断して1mlのリン酸緩衝食塩液(PBS)に浸漬し、4℃冷蔵庫に2時間静置した後、試験管ミキサーで攪拌(10秒×3回)することにより抽出。この抽出液を450nmのフィルターで濾過したものをウィルス回収用試料液とした。
(4)試料液を細胞維持用培養液で2倍階段希釈し、単層を形成したCPK細胞の2穴にそれぞれ100μlずつ接種し、37℃で60分感吸着させた。
(5)接種した試料液を吸引除去し、細胞維持用培養液150μlずつ加え37℃炭酸ガス培養器で培養した。
(6)培養細胞を7日間観察し、細胞変性効果(CPE)が認められるものをウィルス感染とみなし、50%感染価(TCID50)を算出。なお、試験の繰り返しは2とした。
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